おさじの落書き帳

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【カード】ボルケニオン デッキレシピ&解説

みなさんお久しぶりです。おさじです。だいぶの久しぶりの更新になります。ここまで更新が滞ったのには色々理由があってですね  使ってたPCが寿命を迎えたとか単に面倒だったとかお布団が気持ちよすぎたとかそんな感じの理由です。
新しいPCも届いたのでこれからはぼちぼち書き残していこうと思います。忘れっぽい自分のための備忘録でもあるので。

 

今回はボルケニオンのデッキについて書こうと思います。サークル内大会優勝やバトクロフルコンプ渋谷予選1位通過に導いてくれた思い出深いデッキですが、飽きたからあまりにもメタられてる気がして個人的に使う気がしなくなってきたためレシピを放流します。ちょっと古いレシピですが何かの参考に


ポケモン14/14
ボルケニオンEX(XY11)×4
ボルケニオン(XY11)×3
エンテイ(XY7)(コンバットブレイズ)×1
ヒトデマン(XYF)×2
スターミー(CP6)×2
シェイミEX(CP4)×2

サポート12/26
プラターヌ博士×4
N×2
鍛冶屋×3
フラダリ×2
ポケモンレンジャー×1

エネルギー12/38

基本炎エネルギー×12

スタジアム2/40
灼熱の大地×2

グッズ20
バトルサーチャー×4
ハイパーボール×4
あなぬけのヒモ×2

闘魂のまわし×3
びっくりメガホン×2
トレーナーズポスト×2
ダイブボール×1
バトルコンプレッサー×1
かるいし×1


〇概要
ポケカをやってる人になら言わずと知れたトップメタ、ボルケニオンデッキ。大きく分けてスターミー型とエネルギー回収型があるが自分のはスターミー型。この2タイプの違いについては後述。
ボルケニオンデッキの強みは育成の簡単さにあると思う。アタッカーにはたねポケモンしかいない上、パワーヒーターや鍛冶屋でのエネルギー加速で圧倒的速度で盤面が整っていく。
スチームアップの効果で打点がどんどん伸びるので、パワーヒーターでEXを2パンというのもザラ。スチームアップとパワーヒーターでどんどんテンポをとっていく動きがシンプルながら強力なデッキ。
デッキを構成するパーツも、特にこれがサイド落ちしたら辛いというカードもなく、安定感も魅力の一つ。

 

〇スターミー型とエネルギー回収型
スターミー型の強み
・スターミーの特性でいらないカードがいつでもエネルギー2枚になるため、エネの供給が足りないという事態に陥りにくい
・グッズロック下でもエネルギーの回収ができる
ヒトデマンが逃げ0なので、初手からパワーヒーターを撃てる確率が上がる

スターミー型の弱み
・スターミーを置く分ベンチが狭くなる
・スターミーが立つまではエネルギーを回収できない
・スターミー2-2とダイブボールで5枚も枠を割く
・特性ロックをされたりスターミーがいなかったりするとエネルギーの回収手段が無い

エネルギー回収型の強み
・スターミーが5枚枠を割くのに対しエネルギー回収は3枚程度で良い
・エネルギー回収を使いさえすればいつでもエネルギーを回収できる(←なんだか頭が悪そうだ!)
・ベンチをスターミー型より広く使える

エネルギー回収型の弱み
・エネルギー回収を使い切った後は回収できない(=スチームアップが足りないことがある)
・グッズロックに弱い

・エネルギー回収を引かないと回収できない

・スターミー型に比べるとボルケニオンEXやシェイミEXでスタートする確率が高い


互いが互いのできないことができるのが分かると思う。一長一短。
最近だとサポートやエネルギー、エンテイを積むスペースを作るためのエネルギー回収型が主流かなという印象。


〇各カードの解説
ボルケニオンEX
このデッキにおけるエンジン。スチームアップで炎エネを落としつつ火力を高める役割を持っており、このポケモンがちゃんとベンチに出せているかでデッキの回転率が大きく変わる。こいつをどれだけ速く育ててボルカニックヒートを撃つ体勢に入れるかがこのデッキの勝敗を大きく分ける。

ボルケニオン
車に詳しくないのでうまい例えが思いつかないパワーヒーターとばくねつほう、どちらも破格の性能を持つ非EXアタッカー。序盤は基本的にこいつでパワーヒーターを撃ち、ベンチを育てる動きをする。ばくねつほうでEXを倒せるとサイドレースで圧倒的に有利に。

エンテイ
第2の非EXアタッカー。相手のベンチポケモンの数分威力が上がるワザを持つ。ボルケニオンミラー、ゲロゲジュナイパー、白レックなど、環境に、展開の過程でベンチを広げざるを得ないデッキが多く存在しているので強力。ボルケニオンは1エネと3エネのワザを持っているのに対し、このポケモンは2エネで攻撃できるためそこのテンポの噛み合いも良い。

・スターミー
上で詳しく述べたので特に言うことはないです︎♨

シェイミEX
事故回避兼エネなどのどうしてもそのターン必要なパーツを引きにいく用のポケモン。サイド落ち考慮&一試合で使うのは多くても2枚なので2枚。ベンチスペース的にも2枚が限界。

プラターヌ博士
最強ドロサポ。序盤中盤絶対持ってたいので4枚。

・N
序盤のドロサポの水増し。終盤は相手の手札を流すのにも使う。スターミーを絡めることで山切れ防止も一応可能。

・鍛冶屋
トラッシュから炎エネを2枚加速するサポート。炎手張り鍛冶屋からボルカニックヒートをいきなり撃てるのがあまりにも強い。スチームアップとの相性もバツグン。撃てば撃つほどテンポを取れるカードなため3枚。

・フラダリ
相手の展開の妨害や終盤の詰めに使うカード。ミラーだと相手のボルケニオンEXに先にフラダリボルカニックヒートを決めた方が勝つので一時期は3投も考えたが序盤などは不要なことも多いため結局安定の2枚に。

ポケモンレンジャー
前のターン撃ったボルカニックヒートのデメリット効果を打ち消してワザを連打するためのカード。
回してて、終盤は2体ボルケニオンEXが育ってることが多いおかげでこのカード使わなくてもボルカニックヒート連打できるなあと思ったため最低限サーチャーから使える1枚に。エネ回型だとガマゲロゲEXのブルブルパンチを解除してエネ回を使うために2枚採用されていることが多い。

・基本炎エネルギー
中盤以降スターミーで枚数の水増しができるため一般的なボルケニオンデッキより1枚少ない12枚。ふつうは13枚であることが多い。これだけ積んでても意外と足りなかったり引けなかったりする。

・灼熱の大地
炎エネを手札からトラッシュする効果を持つため、パワーヒーターや鍛冶屋と相性が良い。パラレルシティやサイレントラボ(あまり最近見ないが)が余りにキツいため、それらを剥がすためにできれば3枚採用したいところだがほかに優先度が高いカードが多く、枠の都合上2枚に。

・バトルサーチャー
サポートを再利用するカード。このデッキはサポートでできることが多く状況に応じたサポートを使い分けられるのがとても強いため当然4枚。

・ハイパーボール
全てのポケモンを持ってこれるカード。シェイミEXを持ってきてドローする動きも多い。序盤中盤終盤いつでも役に立つため4枚。

・あなぬけのヒモ
ポケモンいれかえとの選択になるが、自分はスターミー型ならヒモ派。スチームアップで相手の想像を超えて打点を伸ばしうるデッキであることと、ヒトデマンが逃げ0であるためヒモと相性が良いという理由による。

・闘魂のまわし
全てのアタッカーに貼れるポケモンのどうぐ。HPが40も底上げされる上、ギリギリ倒せなかった相手を10ダメージの増加で倒せるようになることも割と多い。アタッカーには常につけておきたいため3枚。

・びっくりメガホン
環境に増えてきたダストダスの特性を止めるため&まわしをつけて耐久を伸ばされると倒し切れないことが多いため採用。個人的に、1枚だと本当に必要な時に撃てないと思うので2枚。

・トレーナーズポスト
デッキの潤滑油的存在。お目当のトレーナーズを持ってくるカード。が、正直この枠は微妙に怪しいので入れ替え候補。エネ回型なら全然アリ。

・ダイブボール
ヒトデマン、スターミーに加えボルケニオンEXを持ってこられるカード。このデッキにはすごいつりざおなどの、トラッシュからポケモンを回収するカードが入っていないが、ダイブボールによって、ヒトデマンがベンチに出るより先にスターミーを全部引いてプラターヌなどで切ってしまう確率を下げ、立ちやすさを上げつつ回収カードが無くても問題ないようにしている。
また、ボルケニオンEXがきちんとベンチにいてパワーヒーターで育成できているかも勝敗に大きく関わるため、ボルケニオンEXを持ってこれるカードが増えていることも大きい。
今ならネストボールと入れ替えるのもアリかもしれない。

・バトルコンプレッサー
パワーヒーターや鍛冶屋を連打するとトラッシュからどんどんエネルギーがなくなっていくため、山からエネルギーをあらかじめ落としておくのに主に使うカード。コンプレッサーとサーチャーが手札にあるだけで鍛冶屋が決まるのも強力。

・かるいし
そのターンの引き次第で誰を動かすかが変わるデッキ(スチームアップを何回使えたかなど)であるため、ヒトデマンが進化して逃げ0じゃなくなってからも逃げ0のポケモンを作っておくためのカード。ボルケニオンEXスタートの時に貼ってスムーズに初手のパワーヒーターに繋げる役目もある。

 

〇まとめ

ボルケニオンEXとボルケニオン、この2枚のテキストに書いてあることはすべてが強く、また、両者のシナジーによるデッキパワーは圧倒的です。かなり安定感のあるデッキタイプで、多少苦手な相手でも少し相手がもたついている間に轢き殺してしまえるほどのスピードとパワーがあります。

しかし、そのスピードとパワーの源はやはりボルケニオンEXの特性、スチームアップにあるので、それを滞らせるような対策を講じれば勝機も見えてくると思います。あるいは弱点である水タイプでの攻撃も有効な対策だと言えます。

チャンピオンズリーグ2017大阪大会も目前に迫ってきましたが、ボルケニオンを無視することは決してできないでしょう。大阪では、ボルケニオンが環境を制するのか、はたまた違うデッキが優勝するのか、そうであるならどのようなデッキであるのか、非常に楽しみです。